産婦人科医・桜井明弘先生が語る温活・妊活

産婦人科医・桜井明弘先生
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桜井弘明先生の写真医師のプロフィール
桜井弘明先生
産婦人科医。順天堂大学、同大学大学院を卒業。順天堂医院、賛育会病院などの勤務を経て、2007年4月、横浜市青葉区に「産婦人科クリニックさくら」(http://www.cl-sacra.com/)を開業。2012年より、女性のQOL向上を目的とした「子宮美人化計画」(http://www.shikyubijin.com/)を展開。2015年一般社団法人美人化計画として法人化し代表理事に就任。現在は順天堂練馬病院非常勤医師を兼務。日本産科婦人科学会専門医、日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医。2015年9月「あなたが33歳を過ぎて妊娠できない44の理由(幻冬舎)」を出版。これまで映画「ジーン・ワルツ」、「ALWAYS 三丁目の夕日」をはじめ、2018年1月には連続ドラマ「隣の家族は青く見える」の医療監修を務めています。
子宮美人化計画のロゴマーク

医師から見た温活とは?

桜井先生の写真

温活を行うことは大いに結構ですが、大切なのは自分に合った温活を、無理のない範囲で続けることです。不快と感じるケアをしても長続きしませんし、例えば「夏でも冷たいものは絶対飲まない、食べない」といったルール決めをするとストレスですよね。「絶対~しない」ではなく、「今日は冷たいものを食べたから、ゆっくりお風呂に入ろう」くらいの余裕を持って、日々できるところからはじめてみてほしいです。

西洋医学において冷えという概念はなく、冷え症という診断名もありません。ですが、私のクリニックで冷えを訴える患者さんは多く、医療だけではまかなえない部分があると感じ「子宮美人化計画」を立ち上げました。体というのは正直で、何か不調があるとだるかったり、気分が晴れなかったりするものです。まずは自分の体の声をよく聞き、体調に応じたケアをする意識を持つことが大切ではないでしょうか。

妊活について ~妊娠しやすい体をつくるには?~

体温を測るイメージ毎朝基礎体温をつけることをおすすめします。
体温の変化を追っていくと、体温が上がってきたから排卵だとか、体温が下がってきたからもうすぐ生理だなとか、自分の体のバイオリズムがわかってきます。そうすれば妊娠しやすい時期もわかりますし、不正出血などのトラブルがあったときも、医師に基礎体温のデータを見せればより正確に原因を突き止められます。
まずは自分の体温の管理をすることが、妊娠のための第一歩といえます。

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