「子どもが欲しいな」と思ったら、まずは妊活をはじめてみようと考える人が多くなってきている現在。
妊活に関する知識は、あらゆるメディアで情報収集が可能になり手軽に活用できるようになりました。一方で、自分にあった情報はどれだろう?と選択に悩む人も少なくないと思います。
そこで、おすすめなのが妊活本!
専門家や医師の監修で書かれた書籍や有名人の体験本、男性向けの妊活本など、幅広い内容が揃っています。
妊活本はひとりで悩みがちな妊活ライフを支えてくれる心強いアイテム。夫婦で共有できるのもうれしいポイントです。
妊活初心者さんから男性向け妊活本まで、4つの視点から妊活本をご紹介します。
ぜひ、自分に合った妊活本を見つけてみてください。
妊活初心者必見!妊娠の知識をこの1冊で
妊娠したい!と思ったらすぐ読む本 妊娠しやすい体づくりから高度不妊治療まで
美馬博史 海竜社
□タイトル 妊娠したい!と思ったらすぐ読む本 -妊娠しやすい体づくりから高度不妊治療まで- □定価/本体1429円+税 …
妊活初心者にまずおすすめしたいのがこの1冊。
意外と知っているようで知らない妊娠成立までの知識から、男女の体のしくみの違い、妊娠しやすい生活習慣や不妊症の検査と治療まで、妊活ライフの基礎から応用までが詳しく紹介されています。
著者は実際の医師だけあって専門的かつ、わかりやすくまとめてあります。夫婦で読む妊活本にピッタリです。
妊活迷子にならないためにも、まずは体のことを理解できるおすすめの1冊となっています。
妊娠しやすい体づくりを食事の観点からサポートする1冊
35歳からの栄養セラピー 妊娠体質に変わる食べ方があった!
定真理子 北野原正高 青春出版社
栄養カウンセラーと婦人科医が、妊娠・出産するために必要な体づくりを「栄養面」と「食べ方」でアドバイスしてくれる1冊。
私達の体を形作っているのは食べ物から得られる栄養ですが、実は、「日常生活で大切な栄養」と「赤ちゃんに必要な栄養」は同じではありません。
産む前、産むとき、産んでからの時期別に取り入れたい栄養素の紹介や、実際に自分が不足している栄養診断もできタイプ別にアドバイスしてくれます。
妊娠体質になる食べ方や実践的なレシピも多数載っているので、無理なく日常に取り入れやすい食生活からはじめられるのがうれしいところ。
自分の力で体質改善してみたい、医療費の負担を少しでも減らしたいなど、専門クリニックに頼りすぎることに少し抵抗がある方におすすめの妊活本です。
もしも妊活に疲れてしまったら……そんな時に読むおすすめの妊活本
妊活に不妊治療はいらない 産婦人科医も知らない妊娠の新事実
仲宗根康 アチーブメント出版
少し衝撃的なタイトルの妊活本。他とは違った視点で妊活の知識を教えてくれるこの1冊。
不妊治療の現場で胚培養士として15年実績を積んだ後、整体院を開業した著者がおくる、不妊は病気ではないと考えるからこそ推奨する”不妊リフレ”。
体の巡りを良くする大切さと、体の巡りを良くするための実践的な”不妊リフレ”を写真付きで解説。また、不妊治療の誤解に答えるQ&Aなども書かれています。
長く妊活を続けていると、この習慣はダメ、この食べ物は良いなど、がんじがらめになってしまった人に向けて、救世主になってくれる1冊です。
男性におすすめ!男性101人の本音と妊活体験レポ
「パパになりたい!」男たち101人の本音 俺たち妊活部
村橋ゴロー 主婦の友社
実際に夫婦で不妊治療を体験した男性著者が書く不妊治療実体験日記と、男性101人の本音と妊活レポ。
男性の男性による男性のための1冊!
男性側の妊活に関するアンケート調査をはじめ、男性側が語るいろいろな夫婦の妊活エピソードは、涙あり愛あり。生の声だからこそ、身近な内容で他人事には感じられません。
著者の日記は妻との会話と共に綴られ、ユーモアを交えながらも男性の心境を事細かに描き、男女の意識の違いや妊活の知識も一緒に学べる展開になっています。
妊活体験はオープンにしづらいことだからこそ、他の夫婦がどんなことを思っているのか知れる1冊は、男性だけでなく夫婦で読み応え十分の内容になっています。
さいごに
妊活と一括りにしても、妊活デビューした人、試行錯誤中の人など、段階によって体と心の状態は異なります。
基本的な知識から生活習慣、専門的な治療法まで、さまざまな視点の妊活本が豊富に揃う時代になってきました。
まずは試してみることが大切です。
自分に合うダイエットやメイクを吟味するように、自分に合った妊活本をぜひ探してみてください。