温活は妊活にも影響アリ? 体の冷えで妊娠しづらくなるの?

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「妊活」は多くの女性にとって気になるトピックの一つ。

今、妊活を行なっているという人だけではなく、いずれは……と頭のすみに置いている人も多いのではないでしょうか?

妊活を意識し始めた女性は、同時に体の冷えや温活に関しても対策を取り始めることが多いようです。

今回は妊活を意識したら知っておきたい、温活との関係について紹介します。

体が冷えているとどんなことが起こる?

自分自身を冷え性であると認識している女性は多いものです。体の冷えが起こることで、体には様々な影響が現れます。

代表的なものでいうと

  • 自律神経の乱れ
  • 代謝が落ちる

などです。

血行不良や代謝の低下が起きると、臓器に栄養や酸素がうまく行き渡らなくなり、結果として臓器の働きが低下してしまう可能性があります。

体の冷えをそのままにしておくことで、「もしかしたら、これが不妊につながってしまうかも?」という過剰な不安を抱える一因にもなってしまうかもしれません。

体が冷えているサインにはどんなものがある?

血行不良、代謝の低下と言われても、実際どのような形で体に表れるのかを知らないと、なかなか自分の体の冷えには気がつきづらいものです。
体が冷えていることで表れる体の不調にはどのようなものがあるのでしょうか?

  • 寝つきが悪くなる

通常、寝る前には副交感神経が優位になりリラックスした状態になります。当然、手足が冷えた状態では寒くてなかなか寝入ることができない、という状態になってしまいます。

  • 疲れやすい

体の冷えにより寝つきが悪くなることで、体の疲れが取れにくくなります。朝起きた時になんだかスッキリしないという人は疲れの原因が冷えにある可能性があります。

日常的に平熱が低い低体温。その基準は?

生理周期をチェックしている人は日常的に基礎体温をつけているという人も多いでしょう。
実はこの基礎体温をチェックすることで、自分自身の体温が低くなっているかどうかがわかるのです。
「低体温=体が冷えている」
という証拠。
生理周期だけではなく、自分の体の冷えも同時にチェックしてみましょう。

女性は排卵を境に高温期と低温期に分かれますが、通常、平熱は36.5~37℃の間にあります。
低温期であっても健康な状態であれば36~36.5℃の付近でいることが通常です。

高温期、低温期にかかわらず、平熱が36℃を下回ることが多い場合、低体温の可能性があります。低体温の状態でいることは、冷えを放置しているとイコールなのですね。

Let’s温活!体を温めるにはどうしたらいい?

自分の体の冷えをチェックしたら、次にやりたいのが体を温めること。
妊活はもちろん、日頃から冷え性に悩まされている、という人はまず体の芯から温めることが重要です。

体を温めるにおいて、毎日簡単にできて効果的な方法といえば入浴。
忙しいために毎日シャワーですませていたり、長時間入浴しても半身浴を行っていたりする人も多いですが、体の芯から温めるにはやはり全身浴がおすすめです。
とはいえ、全身浴だとすぐにのぼせてしまうため、長時間お湯に浸かれないという難点も。

ポイントはお湯の温度を40℃以下のぬるめに保つこと。こうすることで、長時間湯船に浸かることができるため、体を芯から温めることができます。30分以上浸かるようにするとより◎!

ぬるいお湯に長時間浸かることで、副交感神経の働きが優位になりリラックス作用を感じます。体が温まり、副交感神経が優位な状態でベッドに入ることで寝つきの悪さのケアも期待できそう!

「冷えは万病のもと」と言われますが、様々な不調を引き起こすだけでなく、妊活をするにおいても、1つの障壁となってしまう可能性も。

体の冷えは間接的に、体の不調からくるストレスなどにもつながります。ストレスは日常生活だけではなく、妊活をするにおいても良い影響ではないことは想像しやすいですよね。

体の冷えを理解し、ケアしていくことで、不安要素を減らしていくことができそうです。

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