漢方ミュージアムで温活のお勉強!前編

二ホンドウ漢方ミュージアム
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秋、楽しんでいますか? スポーツの秋、芸術の秋、そして何と言っても食欲の秋! 秋はお楽しみがいっぱい! でも、夏の冷房による冷えを引きずっていたり、日中と朝晩の気温差に体がついていけなかったりと、何かと体調を崩しやすい時期でもありますよね。

そんなやっかいな「冷え」対策のひとつとして頼もしいのが「漢方」です。そこで今回は、本格的な寒さが訪れる前に、東京都の品川にある「ニホンドウ漢方ミュージアム」で漢方についてお勉強してきました! お勉強のあとは、さっそく漢方を生活に取り入れるべくミュージアム内の漢方ブティックでお買い物し、 おいしい薬膳ランチもいただいてきましたよ!

漢方ミュージアム エントランス
品川駅から徒歩4分。「ニホンドウ漢方ミュージアム」の看板を発見! 世界で初めての漢方 養生ライフの提案型大型複合ショップです。

 

前編は、漢方のプロフェッショナルにギャラリーを案内していただき、漢方の基本知識と温活女子におすすめの生薬を教えていただいた様子をお伝えします!

漢方の歴史、種類、季節との関係

小林さん

今回、ギャラリー内を案内しながら漢方の歴史や生薬の種類、季節との関係などを教えてくださったのは、ミュージアムに併設された薬日本堂漢方スクールでのセミナー講師も務める小林香里さん。

漢方というと漢方薬をイメージしていましたが、養生や気功、整体、薬膳、鍼灸なども漢方なのだそうです。古代中国医学を基本とした漢方は、奈良時代に伝来し、日本の気候や風土に合わせて発展。江戸時代にオランダから西洋医学「蘭方」が伝来したことで、区別をつけるために「漢方」と呼ばれるようになったのだとか。

セミの抜け殻
生薬は植物だけだと思っていましたが、なんと蝉の抜け殻等の動物生薬も! 蝉の抜け殻は、かゆみ止めに使われるそうです。二人ともびっくり!

説明を受ける温活女子会

日本で一番知られている「葛根湯」は、なんと2000年前からあった!

“湯”と付くものはもともとスープとして飲まれていたもので、味はおいしくないけれど効果の高いものは薬へ、おいしいものは食事へと分類されていったのだそうです。なるほど、これが「薬食同源」ということなんですね!

おすすめの漢方は?

展示されているたくさんの生薬の中から、小林さんおすすめのものもご紹介いただきました。

紅花のイメージ温活女子としてはぜひ覚えておきたい「紅花」
紅花油としても知られ観賞用としても愛されている「紅花(こうか)」ですが、実は古くから生薬としても栽培されているのだとか。冷えとりの要となる血液をよくする働きがあり、婦人薬として使われることが多いのだそうです。

大茴香(だいういきょう)その他、クローブとも呼ばれる「丁字(ちょうじ)」、八角として中華料理でも使用される「大茴香(だいういきょう)」、シナモンとしてドリンクやお菓子に使用される「桂皮(けいひ)」のようなスパイス類は大体温めに効果的とのこと。

シナモンは幹と枝とで冷えとりできる場所が違う!?
シナモンは、幹の部分は身体の芯の冷えを取り、枝の部分は身体の表面の冷えを取る効果があるのだとか。幹と枝とで冷えとりできる場所が違うなんて知らなかった!

そのほか、美肌に効果的な「薏苡仁(よくいにん)」(=ハトムギ)、仕事や生活のストレスによるイライラを鎮めてくれる「菊花(きくか)」なども教えていただきました。生理のときにイライラしがちな人にもおすすめだそうです。漢方って忙しい女性になんて優しいのでしょう!
季節ごとの養生
秋は「乾邪(かんじゃ)」(=心身に悪影響を与える乾燥)を防ぐことが大切。
バリアの機能を果たしている肺に負担をかける乾燥を防ぎ、潤いを補うことがポイントとなってくるそうです。そして冬の養生のポイントは「寒邪」を防ぐこと。「寒邪」は生命エネルギーを蓄えている「腎」に負担をかけるので、いつも以上に身体を温めることが重要なのだそうです。
心身ともに健やかに美しく、そしてポカポカしていたい温活女子にとって、やはり厳しい冬を乗り越えるために漢方は心強い存在ですね。次回は、実際に窓口で相談してみた様子と漢方ブティック、漢方レストランのレポートです!

今回の訪問先
ホンドウ漢方ミュージアム

  • 漢方ブティック/漢方ギャラリー/漢方スクール/薬膳レストラン
  • 東京都港区高輪3-25-29 前川ビル1F(品川駅から徒歩4分)
  • TEL:03-3280-2005
  • 漢方スクールには1回3,000円で気軽に学べるワンデイセミナーも。(6回分の回数券は15,000円)
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