東京で子授けの神様といえば、「水天宮」を思いつく人も多いはず。
しかし、意外にも「池袋」にも子宝神社があるという噂を聞きつけ、行ってみることに!
場所は、池袋からも歩いていけますが、副都心線・雑司ヶ谷駅からなら目と鼻の先です。
その名も『雑司ヶ谷・鬼子母神堂(ぞうしがや きしもじんどう)』。
国指定の重要文化財にもなっているようです!
ほかにもたくさん書いてある。すごい。
本堂までは、都指定天然記念物である「鬼子母神大門ケヤキ並木」参道を通っていきます。
参道にはお店もちらほらありましたが、この日は雨で夕方だったためか、空いているお店もあまりなく、
途中参道沿いある「雑司ヶ谷案内処」に立ち寄るつもりでしたが、
ガーーン!この日は残念。すでに閉まっておりました。
気を取り直して、ぐんぐん歩いていくと、見えてきたのは『武芳稲荷堂(たけよしいなりどう)』。
産業の神様、お稲荷さんもあるんですね。
そして、ひと際目についたのが、おっっっきいイチョウの木。
樹齢はなんと600年以上!
子授け銀杏とも言われる、鬼子母神堂のご神木です。
生命エネルギーをひしひし感じつつも、優しいオーラをまとった大木です。
触れないのは残念ですが、見る価値ありですよ!
さらに、ぐんぐん進み、やっと見つけました!
『鬼子母神堂』!
江戸時代から、子授け・安産のご利益があるとされ、現在も多くの参拝者が訪れているそうです。
『鬼子母神の石像』も発見しました!
気づいた人もいるかもしれませんが、
『鬼子母神』の、『鬼』の字は「うえのちょん」がありません。
※そうだっけ?と思った方は、これまでの写真をチェック!
子供をたくさん産む鬼子母神は、元来、人間の子供を食べてしまう凶暴な性格だったため、それを知ったお釈迦様が鬼子母神の末子を隠し、人間と同じように子を失う悲しみをあじあわせたとのこと。
その後、改心した鬼子母神は、人々から尊崇され、その結果、鬼子母神のために「角のない鬼の字」が用いられるようになったそうですよ。
そう思うと、確かにやさしいお顔をされています。
最後に、鬼子母神堂では、「手創り市」というパンや陶器・お菓子などテーマに沿った手作り品のお店が出店するイベントが定期的に開催されています!
当日はとっても賑わいますので、開催日を調べて、お参りついでに行ってみるのもおすすめです♪